よくある質問

充電器の種類

コンセントタイプとは?

車載の充電ケーブルを使用し、電源プラグを充電用コンセントに、充電用コネクタを車両の充電口に接続して充電作業を行います。 ケーブルに「コントロールボックス」と呼ばれる制御回路が内蔵されています。
充電に使用する充電用コンセントは、EV 充電用コンセントとして差込プラグとともに日本配線システム工業会で規格化されています。

充電用コンセントの説明図

Mode3とは?

充電器本体に「充電ケーブル」を装備しているので、車載ケーブルを取り出す必要がなく、充電用コネクタを車に差し込むだけで充電ができます。
Mode3(モードスリー)タイプとも呼ばれます。

Mode3の説明図

6kW充電タイプとは?

充電スピードが従来の約2倍。

6kW充電タイプの説明図

6kW充電に関するご注意

6kW充電するためには、車両側が 6kW 充電に対応している必要があります。実際の充電容量・時間は自動車の仕様・制御によって変わります。

※6kW 充電時には 30A の電流が長時間流れるため、ブレーカの定格は40Aが必要となります。また、配線設計や現在の電源容量の余裕状況により、電力契約の見直しが必要になる場合があります。

普通充電と急速充電の違いは?

電気自動車の充電設備には、大きく分けて普通充電と急速充電の2種類があります。
普通充電器は、一般に使用される単相AC 200Vまたは100Vを使用します。
100Vだと1時間でおよそ10km程度走行できる充電が可能で、200Vだと30分でおよそ10km程度走行できます。

100V100V15A出力、電費7km/kwで計算
200V200V15A出力、電費7km/kwで計算
普通充電について

急速充電器より充電時間はかかりますが、設備導入費用が比較的安く、長時間駐車する住宅や事務所などプライベートエリアや、時間貸し駐車場・宿泊施設・商業施設などパブリックエリアでの利用にオススメです。

急速充電について

急速充電器は、電源に三相200Vを使用し、出力50kWが一般的です。
高圧供給による契約が必要な場合が多く、設置にコストがかかります。
急速充電器の大容量タイプが電池がほぼ空に近い状態から80%まで充電するのに15分~30分程度、中容量タイプが80%まで充電するのに30分~1時間程度です。
急速充電は緊急時(バッテリー残量がほとんど無い場合)、業務用で車両を頻繁に利用する場合を想定したもので、高速道路やSAや道の駅、ガソリンスタンドなど短時間で充電をする必要がある場所への設置が想定されます。

普通充電と急速充電は「仕組み」が異なる為、日本で市販されているEVのほとんどには、普通充電用と急速充電用、 2 種類の充電口が装備されています。 弊社の施工・販売は普通充電器を主に行っております。